2017年5月23日火曜日

素敵な音楽と映像、軽妙洒脱なマリオネットのステージでした♪

先週5月17日(水)、三木労音例会では13年ぶりとなるポルトガルギターとマンドリンのユニット「マリオネット」のコンサートを開催しました。
マリオネットは、2001年、2004年に続き(ちなみに2004年は文化会館小ホールで三木労音初となる昼・夜2ステージをしていただきました)、待望の3度目のご出演。心待ちにされていた会員の方も多かったのではないでしょうか。

このたびマリオネットは、岡山⇒広島⇒三木と5日間の演奏の旅をされて、三木はその最終日でした。
まずはロビーにて歓迎会。
今回は三木の地酒「葵鶴」をプレゼントしました。
運営スタッフなどの会員とマリオネットのお二人で。

久しぶりに三木市文化会館に響いた湯淺さんのポルトガルギターと吉田さんのマンドリンのサウンドは、以前と変わらず私たちの心を惹きつける素敵な音楽でした。
お二人の若々しい佇まいも、軽妙洒脱なステージ運びも変わることなく(変ったことは吉田さんがメガネをされていたくらい?)、本当にタイムスリップしたような懐かしさを覚えました。
そして今回初めて聴かれた方からも「すごく聴きやすい」「すうーっと入ってくる」という声をたくさん聞きました。初めて聴くのにどこか懐かしいというマリオネットサウンドは健在!
前回と違ったのは、演奏のバックにポルトガルや作品にまつわる写真や映像が映し出されたことでした。元々より、聴くと頭の中で映像のイメージが広がるマリオネットの音楽ですが、今回は映像とのコラボで聴覚と視覚を刺激され、より楽しめたコンサートになりました。


休憩中、終演後ともに今回もたくさんの方がCDを購入されました。中には「前の例会で買ってずっとかけてます」という熱心なファンの方も。
終演後は三木労音事務所で打ち上げをしました。ツアーの最終日でお疲れのところを遅くまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

今回、マリオネットの3度目ご出演は、三木労音にお越しいただいた出演者の中では最多出演です(結成例会に出演いただいたマリンバ奏者の松本真理子さんとタイで並びました)。
次は13年といわず、早めに最多記録を更新していただけるようお呼びしたいですね!

2017年4月17日月曜日

【次回例会紹介】弦の響きに誘われて、いざ記憶を辿る郷愁(ノスタルジア)の旅へ ―マリオネット( ポルトガルギター&マンドリン)

次回例会は、13年ぶり三木労音例会出演となるポルトガルギター&マンドリンのアコースティックユニット、マリオネットの登場です!
今回のほわいえでは、マリオネットの湯淺隆さん、吉田剛士さんのインタビューをご紹介します。
聞き手/小巻健(三木労音事務局長)

湯淺 隆さん           吉田剛士さん



―まずはお二人それぞれの担当される楽器の特色を教えて下さい。

湯淺隆さん(以下湯淺さん) ポルトガルギターはポルトガルのファドというジャンルで使用される複弦6コースの12弦ギターです。弦はスチールです。基本的には哀愁のある音色が特徴ですが、弾き方により絢爛豪華な表現も得意です。独断で私はその奏法を「南蛮ぎたるら」奏法と呼んでおります。
普通のギターは、いわゆるクラシックギターです。奏法はあえて言えばラテンの技法に準じますが、私ども独自の奏法もお楽しみいただけるかと思います。

吉田剛士さん(吉田さん) マンドリンはイタリアで発展した小型の撥弦楽器です。金属弦の可憐な音色は広く愛され、世界中の様々な音楽ジャンルで演奏されています。日本では大人数での合奏がポピュラーで、その演奏人口は数万人とも言われ世界一を誇ります。
また、同属の低音楽器マンドリュートとポルトガルギターのデュオという演奏形態はマリオネット独自のものです。

―以前三木労音にお越しいただいたのが2004年ですが、それ以降の活動で特に心に残っておられること、そのエピソードを教えて下さい。

湯淺さん 私の弾くポルトガルギターは、「南蛮」というキーワードを中心にすえています。東洋(日本)であり西洋(ポルトガル)でもある「南蛮」ゆかりの史跡や、そのご縁を得た機会や場所での演奏は感慨深いものがあります(旧ポ領マカオ世界遺産、国宝/大浦天主堂、世界遺産/石見銀山、種子島/鉄砲まつり、大分/宗麟公まつり、等々)
2013年には、石見銀山文化賞特別賞、2015年には、第2回ジョアンナ・アブランシェス・ピント賞をポルトガル大使館よりいただきました。来年は南蛮文化発祥都市・大分の国民文化祭に参加の予定です。

吉田さん 2006年に私どものオリジナル楽曲を演奏するマンドリンオーケストラを結成し、マンドリン合奏としての新しいレパートリーを創出するとともに、全国のマンドリン・ギター愛好家に声を掛け、「南蛮」ゆかりの地への大合奏ツアーなどを行ってきました。中でも約180名が参加したマカオ世界遺産大合奏ツアー(2011年)の成功は一番大きな思い出です。

―マリオネットの魅力の大きなひとつは、どこか懐かしく哀愁を持ったオリジナル楽曲の数々だと思っていますが、作曲される際に変わらずテーマにされている事がありましたら教えて下さい。

湯淺さん その音楽を聴く事で、五感が活性化するような曲を作りたいと思っております。情景が浮かんだり、匂いが想い出されたり、思いもしない何かに気づいたり・・・。
「懐かしい哀愁感」とは、いっぱいいっぱいに張りつめた現在から、少しずれて、自身の内部に別次元を認識した時に、胸に広がる「身体内旅情」とでもいう体験ではないでしょうか?「旅」は若返りの特効薬と聞いたことがありますが、音楽を聴くことで、「ここ」ではない「どこか」を、ふと感じることのできる「小旅行」は、日常をさらに活性化させる効力があるのではないかと思います。そんな「束の間」を、しばし遊んでいただければと思います。

吉田さん 同じような話になるかもしれませんが、良い楽曲は人をどこかに連れて行ってくれます。人は自分にとっての「懐かしさ」を触発されることで何か漠然とした記憶をたどり始めるのかもしれません。聴いているうちにいつの間にか「演奏を鑑賞する」次元から意識が離れて「音楽の世界に浸る」ような体験があります。数分の曲を聴く間に無限の時間を感じることができればどんなに素晴らしいことでしょう。そんな曲を作りたいと願っています。

―マリオネットを結成して20年以上が経たれたそうですが、お二人それぞれの変化したところ、また結成当時から変わらないことを教えて下さい。

湯淺さん 体重は増えましたが~(笑…。)
ひとつの曲を作る場合でも、いろんな影響を受けていることを自覚的に理解できるようになりました。それは、今あることが、これまで出会った方々やご縁の上にあるのを理解し感謝するのと同様の感覚です。音楽という仕事(労働)を続けられたことの実生活感は、ひとつの曲の楽想に大きく影響していると思います。
変わらないことは、もう少しうまく弾けるかもしれないということを、いまだに信じていることぐらいでしょうか(再、笑…。)

吉田さん 仕事として音楽に取り組み続ける過程で、他者への理解や感謝の心はようやく人並みに育ってきたような気がします。人間、音楽とも少しでも良い方向に変化させていきたいものです。
一方、メインで使用している楽器は20年前と変わりません。ただし、弾き手と同じく経年変化により音の出方も容貌も変化してきたように思います。

―最後に三木労音の会員へメッセージをお願いします。

湯淺さん 長らくにわたり、お世話になり、心より感謝しております。ネット社会になり、音の情報は猛烈に氾濫し、多くのものは手軽に入手できるようになりました。逆に、だからこそ「生」の「手作り」のものは、いっそう重要になってきていると思います。労音のイベントは、その成立の過程自体が、血の通った「ものづくり」であると思います。今から、懐かしい仲間に会うような気持ちです。よろしくお願いいたします。

吉田さん 上に同じです。筋金入りの聴き手である皆さまにご満足いただけるよう頑張って演奏いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。



マリオネット プロフィール

日本におけるポルトガルギターのパイオニア・湯淺隆と、マンドリン界をリードする吉田剛士によるアコースティックユニット。独特のオリジナル音楽の創作を中心に、ファドやポピュラー音楽まで幅広い音楽活動を行なっている。
映画、TV、CM、バレエ・演劇などの音楽を数多く担当。デビューCD『ぽるとがる幻想』以降、計15枚のアルバムを発表。『徹子の部屋』『スタジオパークからこんにちは』を始め、多数のテレビ・ラジオに出演。全国各地でのライブ活動の他、豪華客船「飛鳥Ⅱ」ワールドクルーズでの演奏実績も重ねている。2010年より湯淺がマカオ観光局音楽大使。2013年『第6回石見銀山文化賞・特別賞』受賞。同年、日本のファド史をテーマとした2枚組CD『Zipangu Fado』をプロデュース。2014年10月より大分むぎ焼酎「二階堂」のTVCMが3年連続全国放送中。2015年ポルトガル大使館より『ジョアナ・アブランシェス・ピント賞』を受賞。2016年高知県梼原町より『ゆすはら未来大使』に任命。

湯淺 隆(ポルトガルギター奏者)
14才でギターを始め、日本ギター音楽学校を経てクラシックギターを小野剛蔵氏に師事。ポルトガルギターを巨匠アントニオ・シャイーニョ氏、アマリア・ロドリゲスのバックギタリスト、カルロス・ゴンサルベス氏に師事。ファド(ポルトガルで生まれた民衆・大衆歌謡)だけにとどまらず、日本人ならではの独自の境地「南蛮ぎたるら」を展開中。マリオネットとして、オリジナル曲を中心に音楽活動を行なう傍ら、作詞・作曲家として楽曲提供も積極的に行っている。「南蛮文化」「ポルトガル」という文脈の中でも確かな評価を得ている。

吉田剛士(マンドリン奏者)
15才でマンドリンを始める。川口雅行氏、ドイツ国立ヴッパータール音楽大学にてマーガ・ヴィルデン・ヒュスゲン女史に師事、同校演奏家資格試験を最高点で卒業。NHK洋楽オーディション合格。マリオネットとして新たなマンドリン音楽の確立に力を注ぐ一方、マンドリン専門誌「奏でる!マンドリン」監修、各マンドリンコンクール審査員を務めるなど普及発展にも貢献。マリオネット作品を専門に演奏する「マリオネット・マンドリンオーケストラ」、全国のマンドリン愛好家100名以上集めて組織する「ZIPANGUマンドリンオーケストラ」を主宰。

ホームページ http://www.asahi-net.or.jp/~qn7y-umi/


三木労音第158回例会
ポルトガルギターとマンドリンによる、時空を超えたノスタルジア
マリオネット コンサート
2017年5月17日(水)19:00開演(18:30開場)
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(マリオネット例会から参加希望の方は4・5月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

2017年4月6日木曜日

サクソフォンカルテットの王道!トルヴェール・クヮルテットのエキサイティングなステージでした!

4月に入り、新年度が始まりましたね。
事務所の前の美嚢川の桜堤も半分くらい咲いてきましたよ。

さて、遅くなりましたが先月3月27日に行いました「トルヴェール・クヮルテットwith小柳美奈子」例会のご報告です。
このたび三木労音では初めてとなるサクソフォンが主役のコンサートで、しかも日本のクラシカル・サクソフォン界を長年牽引してこられたトップクラスのクヮルテットをお招きできる幸運に!
 本番前に運営スタッフでメンバー皆さんを歓迎。
皆さんには記念に三木の特産品である小型ナイフ「肥後守」(小柳さんには手作りポーチ)とハーブティーをプレゼント。
肥後守は皆さん「懐かしい~」とおっしゃいました。

そしてステージでは、有名なクラシックのスタンダード曲から、ジャズテイストの作品、クラシカルサクソフォン四重奏のために作曲された組曲、トルヴェール・クヮルテットのために作曲された作品など聴き応えのあるプログラムで、これぞサクソフォンカルテットの醍醐味!という素晴らしい演奏でした。
 ソプラノ、アルト、テナー、バリトンと、それぞれの楽器の特徴がわかるソロ演奏も。
メンバー皆さんの個性もわかり、とても楽しいコーナーでしたね。
テクニック、音楽性が素晴らしいのはもちろん、おどけた掛け合いやユーモアある演奏、時には歌も歌うなど、サービス精神旺盛なパフォーマンスも大好評で、大きな拍手とブラボーの掛け声で大喝采のうちに幕が閉じました。

終演後はサイン会に並ばれる長蛇の列ができましたが、一人一人に気さくに丁寧に応えるメンバー皆さんの姿が大変素晴らしいと思いました。トルヴェール・クヮルテットが日本のクラシカル・サクソフォンの普及に貢献されてきたことは広く承知されていますが、ステージでのパフォーマンスとあわせて、メンバー皆さんのこういった真摯な姿勢がサクソフォンのイメージアップにつながっているのでしょうね。あらためて尊敬します!
この日は春休みということもあり、近隣の学校の学生さんも多く来られていましたが、トルヴェールへの愛がいっぱいのアンケートを出してくれたり、終演後のサイン会でもお話したり一緒に写真を撮ったり、とても喜んでいたその姿に私たちも嬉しくなりました。

今回のコンサートに際しては、昨年夏にメンバーの新井靖志さんが急逝され、私たちも大変ショックを受けました。
メンバーの皆さんは深い悲しみの中にもかかわらず、これまで新井さんも含めた4名で築いてきたトルヴェールのサウンドをこれからも守っていこうという決意で、この間神保佳祐さんを加えてステージを続けてこられ、今回もこんなに素晴らしいステージを届けていただけたこと、本当に感謝でいっぱいです!
これからもトルヴェール・クヮルテットのますますのご活躍を、私たちも応援していきたいと思います。ありがとうございました!



新井靖志さん追悼コンサート http://www.concert.co.jp/concert/detail/1572/
2017年 7月 25日(火)19:00開演(18:30開場)
会場:文京シビックホール 小ホール

2017年3月22日水曜日

2017年度例会のご案内

お待たせしました!
4月から始まる新年度の例会が決定しましたので、お知らせします。


第158回例会(4・5月例会)
 ポルトガルギター&マンドリン マリオネット コンサート
 日時 2017年5月17日(水)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第159回例会(6・7月例会)
 パーカッション・パフォーマンス ビート・ジャック
 日時 2017年7月26日(水)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第160回例会(8・9月例会)
 ウーマン・オブ・ザ・ワールド
 日時 2017年9月7日(木)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第161回例会(10・11月例会)
 松田昌のこれがピアニカだ!in 三木
 日時 2017年11月22日(水)PM7:00開演
 会場 三木市文化会館小ホール

第162回例会(12・1月例会)
 松野迅ヴァイオリンコンサート
 日時 2018年1月30日(火)PM1:30、PM6:30※2ステージ
 会場 県立三木山森林公園音楽ホール

第163回例会(2・3月例会)
 うないぐみ 沖縄のこころのうた
 日時 2018年3月26日(月)PM6:30開演
 会場 三木市文化会館小ホール

新入会はいつからでも歓迎!会員になるには入会金1,000円と2か月分会費を添えてお申込み下さい。ぜひ多くの方で感動を共有しましょう!!

2017年2月19日日曜日

【次回例会紹介】個性と融合~互いへの尊敬から生まれる至高のサクソフォン・アンサンブル ― トルヴェール・クヮルテットwith小柳美奈子

次回例会は、日本のクラシカル・サクソフォン界を長年リードし続けてこられたサクソフォン四重奏団、トルヴェール・クヮルテットの登場です!
今回のほわいえでは、トルヴェール・クヮルテットのソプラノサクソフォン奏者・須川展也さんのインタビューをご紹介します。
聞き手 小巻健(三木労音事務局長)

田中靖人   須川展也   彦坂眞一郎   神保佳祐   小柳美奈子



―まずは、「トルヴェール・クヮルテット」という名前の由来を教えて下さい。

須川展也さん(以下、須川さん)中世フランスの辻音楽師、街頭で政治や恋愛を歌い語った「吟遊詩人」のトルヴェールから名付けました。
僕たちもデビュー当時は街角でよく演奏していたので、中世フランスのトルヴェールにあやかって。

―クヮルテット結成への経緯、またメンバーについてご紹介下さい。

須川さん 正式に結成する前から時々アンサンブルをしていた3人の彦坂、田中、須川でカルテットを組もうという話になり、もう1人のメンバーを探していて、我々の師匠の故 大室勇一先生に相談をして、新井くんを紹介してもらいました。
4人ともソリストとしての活動もがんばっていて、個性豊かなメンバーです。さらに活かすために、結成2年ぐらいから、編成にピアノを入れる事を思いつきました。その時から小柳美奈子にピアノを弾いてもらってます。そこから、「個性と融合」をグループのモットーにして演奏を続けております。

―今年結成30周年を迎えられたとのこと、お祝い申し上げます。これまでトルヴェール・クヮルテットで取り組まれてきたことの中で、特に印象に残っていること、また演奏活動の中で大切にしてこられたことはどのようなことでしょうか。

須川さん 印象に残るのはたくさんありすぎますが、そうですね・・・
雨天決行でNHKの公開収録で、屋外でのコンサートが行われたことがありました。テントの下ではありながら、びしょ濡れになりながらも収録を続け、後から楽器は大変なことになりましたが(笑)、かなりハイテンションな演奏になり、たくさん再放送もされました。
グループとしては、なんといっても「個性と融合」のモットーを大切にしています。各々の個性をソリスティックに活かし、また、たった1つの楽器で演奏しているかのごとく、お互いを溶け合わせて響かせることを大切に演奏しています。
お互いを尊敬し、尊重することができていて、それをずっと支えにして演奏しております。

―あらためてサクソフォン四重奏の魅力、また聴きどころを教えて下さい。

須川さん もともと表情豊かな楽器であるサクソフォンが4本揃い、表現力を4倍にして、いろんなスタイルの音楽を自由自在に演奏できることです。
4本の響きが完璧にそろうと、とても美しい豊かなハーモニーを作ります。それはまるで祈りを捧げるようです。
躍動感をもった天上の響きです!



トルヴェール・クヮルテット プロフィール
1987年に結成、2017年には結成30周年を迎える、世界トップレベルのサクソフォン四重奏団。92年東京国際音楽コンクール第2位、第5回日本吹奏楽アカデミー賞「演奏部門」受賞。98年にはTV朝日「徹子の部屋」への出演を機にその存在を広く一般にも知られるようになる。2000年にはオランダでの日蘭国交修好400年記念演奏会に招かれ各地で絶賛を浴びた。
2001年発売のCD「マルセル・ミュールに捧ぐ」は、第56回文化庁芸術祭レコード部門で大賞という快挙を遂げた。EMI他から多数CDがリリースされている。最新CDは2014年発売の「With You」(イマジン・ベストコレクション)。また2017年2月に30周年記念CDを発売予定。
「個性と融合」をコンセプトに、コンサートではサクソフォンのためのクラシカルな作品から、トルヴェールならではのオリジナル編曲作品までを展開。ボーダレスな活動内容が幅広い層に圧倒的な支持を得続けている。また、その音楽性と驚異的なテクニックによる緊密なアンサンブルが、最高峰のサクソフォン・クヮルテットとしての評価を揺るぎないものとしている。

メンバープロフィール
■須川展也(ソプラノ・サクソフォン)  Nobuya SUGAWA, Soprano Sax
東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。02年NHK連続テレビ小説『さくら』テーマ演奏。名だたる作曲家への委嘱曲がSaxの新たな主要レパートリーとして国際的に広まっている。89-2010年まで東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスターを務めた。最新CDは2016年発売の「Masterpieces」。ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、静岡市清水文化会館音楽アドヴァイザー&マリナート・ウインズ音楽監督。東京藝大招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。使用楽器:ヤマハYAMAHA YSS-875EXG

■彦坂眞一郎(アルト・サクソフォン)  Shin-ichiro HIKOSAKA, Alto Sax
東京藝術大学大学院修了。安宅賞受賞。CBSソニー「ザ・ニューアーティスト・オーディション '88」においてFM東京賞、クリスティン・リード賞受賞。99年東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」出演。上野学園大学教授。また「裏サックス」メンバーとしても活動中。最近のCDは、08年発売の新井靖志とのデュオによる「6つのカプリス~2本のサクソフォンのための作品集~」、09年発売のソロCD「明日の方へ」(共にマイスター)。使用楽器:セルマーシリーズⅡGP

■神保佳祐(テナー・サクソフォン)  Keisuke JIMBO, Tenor Sax
群馬県出身。昭和音楽大学卒業、同大学音楽専攻科修了。卒業時に同大学の卒業演奏会に出演。JTアートホール主催公演や富士山河口湖音楽祭等に出演。アウトリーチ活動も積極的に行っている。ソロ、アンサンブルをはじめ、在京オーケストラ・吹奏楽団のエキストラとして様々な公演や録音に参加。東京芸術劇場による芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーに第一期生として在籍中。サクソフォンを大津立史、新井靖志、有村純親に師事。使用楽器:セルマーシリーズⅢGP
※トルヴェール・クヮルテット結成時よりテナー・サクソフォンを務めていたメンバーの新井靖志が、2016年9月9日、脳出血のため永眠いたしました(享年51歳)。代わりまして、本公演は神保佳祐が出演させていただきます。

■田中靖人(バリトン・サクソフォン)  Yasuto TANAKA, Baritone Sax
国立音楽大学卒業、矢田部賞受賞。在学中に第1回日本管打楽器コンクール2位、第4回同コンクール1位受賞。CDは「管楽器ソロ名曲集」(日本コロムビア)の他、「ラプソディ」、「サクソフォビア」(東芝EMI)、「ガーシュイン・カクテル」(佼成出版社)、「モリコーネ・パラダイス」(EMI)をリリース。03年和歌山県より「きのくに芸術新人賞」受賞。現在、愛知県立芸大講師、昭和音楽大講師、東京佼成ウインドオーケストラのコンサートマスター。使用楽器:ヤマハYAMAHA YBS-62Ⅱ 

■小柳美奈子(ピアノ)  Minako KOYANAGI, Piano
東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くの公演、録音で発揮している。吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管他多くの楽団と共演。須川展也、トルヴェールQの共演者としてのキャリアも長く、多くの録音に参加。パーカッションの山口多嘉子とのデュオ「パ・ドゥ・シャ」でCDを発表。トリオ「YaS-375」メンバー。



三木労音第157回例会
トルヴェール・クヮルテット with 小柳美奈子(ピアノ)
2017年3月27日(月)19:00開演(18:30開場)
三木市文化会館小ホール
入会希望の方は、チラシ裏の入会申込書に会費2か月分(トルヴェールQ例会から参加希望の方は2・3月分)と入会金(1,000円)を添えて、三木労音会員か事務局までお申し込み下さい。
ホームページからのお申込みはこちら→http://www.mikiroon.com/info.html
詳細は三木労音事務局 TEL 0794-82-9775、またはメールinfo@mikiroon.comまでお問い合わせください。

2017年1月25日水曜日

壮大、超絶、感動!神田将さんのエレクトーン再来!

先日1月22日(日)に、2014年4月例会で多くの会員に感動と衝撃を与えた神田将さんの、約3年ぶりの待望の再演が実現しました。

第1部の神田さん

2回目となる今回のプログラムは、オペレッタ、映画音楽、ジャズ、そしてクラシックの大曲と、神田さんご自身も楽しみとおっしゃるほど、バラエティに富んだボリューム満点の選曲をしていただきました。
難易度も大変なもののように思いましたが、それを弾ききってしまう神田さんは本当にスゴイ!
神田さんご自身も「一人オーケストラ」と称されるエレクトーンですが、今回のプログラムは普通オーケストラの1回の公演では絶対演奏できない内容の豊富さと多彩さで、前回よりましてエレクトーンの本領発揮といった感がしました。

第2部の神田さん

神田さんは演奏はもちろんですが、曲間のトークもとても好評。
緻密かつダイナミックな演奏のあとに、ユーモアを交えて作品などについてお話されると、より演奏が身近に感じられ、さらに会場が沸きました。
終演後は皆さん前回同様興奮した様子で客席から出て来られ、アンケートでも再び満足度が大変高い結果となりました。


終演後に三木労音事務所で、神田さんを囲んで交流会の時間を持たせていただきました。
そこでも演奏にむけての様々な裏話をお聞きし、神田さんの音楽にかけるストイックさと求道の姿勢にあらためて感嘆し、大変有意義な時間をいただくことができました。

「次回は20年後に」と神田さんはステージで冗談めかしておっしゃいましたが、そんな開かないうちに再度お越しいただきたいですね!
神田さん、ありがとうございました!!

2017年1月6日金曜日

年末サークルフェスティバル2016も盛り上がりました!

2017年になりました。
明けましておめでとうございます。皆さんどのようなお正月を過ごされましたか?

さて、遅くなりましたが昨年末に開催した「サークルフェスティバル2016」のご報告です。
今回はクリスマスと重なったことなどもあり、例年に比べて出演者の人数が少なかったのですが、当日は多くの方が足を運んでくださり、おかげさまで用意したパンフレットが足りなくなってしまうくらい盛況で楽しい会となりました。

それではステージ出演を中心に振り返ってみましょう。
今回も昨年と同じコンビが、息の合った(?)掛け合いで進めて下さいました。
まずは1番、三味線演奏「恵友会」から。
松をバックに、キリッと締まった演奏でした。
続いて2番、「グリーンヒルギターアンサンブル」。
お馴染みの曲を優しいギターの音色で届けて下さいました。
続いて3番、フラダンスの「LeaLea」。
 3年目となり自信あふれる堂々としたダンスでした。
4番目、シャンソン歌唱の樹庭夢さん。
いつも素敵なお声。今回も珍しいシャンソン曲を紹介して下さいました。
5番目は初出演の「月むすび」。
アカペラの歌にのせて即興での舞踊、独特の世界を作って下さいました。
6番目、こちらも初出演の「よさこい恋(灯)ともしび」。
元気いっぱい、掛け声もエネルギッシュなよさこい踊りで、会場を魅了しました。
1部最後の7番目、サックス4重奏の「眞-shin-」。
見た目も楽しいクリスマスの着ぐるみで、ラテンやジャズの曲をカッコ良く演奏して下さいました。

お昼は模擬店で昼食&楽しいお買い物。
そして昼食と2部の合間に、来年の三木労音例会候補にあがっているアーティストの映像を見て、皆さんから意見をいただきました。初めての試みです。

そして2部はプログラム8番目の三線「ザ・ネージーズ」から再開。
大人数で、明るい三線の音色と唄を披露して下さいました。
続いて9番目は「オカリナやまびこ」。
温かいオカリナの音色が会場いっぱいに広がりました。
10番目、初出演のハーモニカ演奏をして下さいました藤本招吾さん。
本格的な無伴奏演奏で、その腕前に驚かれた方もたくさんいらっしゃいました。
続く11番目も初出演のヴォーカル&ギターの「ウタノツバサ」。
素敵な歌にのせて、心温まるメッセージを観客の心に届けて下さいました。
12番目、フラダンス「プアプア」。
LeaLeaの姉貴分的グループで、優雅な舞いに見とれました。
ステージ出演最後は、13番目のはやしぶんきちさん。
女性が歌うシャンソンの名曲を、ファーをまとって歌いあげて下さいました。

そして今回のプログラム最後は、会場いっぱいで歌う「うたごえコーナー」。
バンドは各出演グループからの有志でつくるこの時だけの特別編成でお届けしました。
クリスマスソングや季節の歌など、いろんな歌をうたいましたが、途中には今年は出られなかった「あおみかん合唱団」のメンバーも加わって、神鉄唱歌をみんなで歌いました。
最後は「太陽をつかまえよう」を会場全員で輪になって踊り、歌い、楽しくフィナーレを迎えました。

たくさんの方が集い、あったかな交流ができた2016年のフェスティバル。
2017年も始まりましたが、今年も年末にできることを目指して活動していきましょう!!